イヌラッパグミ~フロンティア~

イヌラッパグミ

「面白い」だけを追求する女の子達の日常

バーチャルyoutuberの始め方!まずは3Dモデルに慣れてみよう!

https://pbs.twimg.com/media/DJSQ-K-VwAEA0Nd.jpg

バーチャルyoutuberには誰でもなれる!?

今、巷で話題のバーチャルyoutuber。動画を見た事がある人なら一度はこう思うはず。

これ、どうやって動かしているんだろう・・・

もちろん、バーチャルなyoutuberですから、全部AIが動かしているのであって中の人などいない・・・わけがありません。

人の体の動きや顔の表情をカメラで取り込み、3Dモデルに動きを同期させているんですよね。人の動きをリアルタイムでトレースして動かすなんて、なんだかハリウッド映画のCG技術みたいで難しそうと思う方もいるかと思いますが、案外、個人でも出来なくないんですよね。

まあ私自身も偉そうに書けるほど詳しく知らないのですが、もし、バーチャルyoutuberに興味あるけど、何から初めて良いのかさっぱり分からんって思っている人に向けて、今回は3Dキャラクターの動かし方について簡単にご紹介したいと思います。

ゆくゆくは私自身もバーチャルなキャラクターを実際に動かしてみたいと思っているので、今回はその勉強を兼ねて、ここに書き連ねていきます。

近い将来、かなも3Dキャラクターとしてキズナアイちゃんみたいに有名になるんだ!

 

3Dモデルを動かしてみよう! 

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バーチャルyoutuberの仕組みを知るために、まずは「バーチャルなキャラを動かす」という原理を知る必要があります。つまり、3Dモデルを実際に動かしてみるって事ですね。

いきなり難易度高そうだなあ

3Dモデルを動かすと聞くと、難しそうに思う人もいるかもしれませんが、そうでもありません。ちゃんと手順通りに進めていけば誰でも簡単に動かす事が出来ちゃいます。 

しかも、3Dモデルを動かすだけなら、実は特別なソフトや、PCのスペックさえも気にする必要はないのです。

 上の画像はMMDを使って、人気アニメ『けものフレンズ』のサーバルちゃんを動かしている時の画像です。

まず3Dモデルを動かしてみたいという人はMMDから初めてみると良いでしょう。

www.inurappagumi.com

以前にMMDの始め方について記事を書いているので、導入方法操作方法はこちらの記事を参考にしてみてください。

多分、ここに書いてある通りに準備すればあっという間にダンスを躍らせる事まで出来ちゃうのです。もちろん全部無料でおこなう事ができます。

何故、MMDがオススメなのか

MMDは当初、初音ミクに誰でもダンスを躍らせるために作られたソフトだったのですが、有志によって機能を拡張していき、様々なモデルが制作され、現在では3Dモデルを動かすツールを語る上では外せない存在です。

派手なエフェクトを使わなければ低スペックのPCでも動作する上、動かせるモデルやパーツ、アクセサリーがとても豊富なのに、これを全部無料で使えてしまうのだから本当に凄い。

また、キズナアイやミライアカリをはじめ、バーチャルyoutuber自身もMMDでモデルの公開をおこなっています。

自分で憧れのバーチャルyoutuberを動かせちゃうんだね!!

とまあ、これだけ環境が揃っているわけだし、興味があるなら始めない理由がないって訳ですね。

好きなキャラを好きに動かせるならモチベ高く続けられそう!

 

 

 MMDで3Dモデルの何を知る事が出来るのか

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MMDでは、操作をする上で基本となる、3Dモデルの「ボーン」の動かし方と、カメラワークの使い方を学ぶ事が出来ます。

基本的に、これさえ抑えておけば、モーションの付け方は概ね把握出来るので、後はどういう手段を使って動かすのかを知る事が出来れば、バーチャルyoutuberになるために特別な技術は必要ないって事がわかると思うはずです。

そう、3Dモデルを動かすだけなら、誰でも簡単に出来るのです。

バーチャルyoutuberになるために問題なのは、オリジナルのモデル用意と人の動きを取り込むための機材、環境の調達(結構高い)という部分だと思います。

そういう部分をよくよく調べていくと、やっぱりキズナアイのような大手は個人だと難しい(お金がかかる)って事もわかってくるんですよね。

何よりも面白い動画を作れない事には誰も見てくれないしね

でも、のじゃおじさんのように個人でもやっている人はいるわけだし、不可能ではない!

www.youtube.com

 そんなわけで、このあたりを私自身、もっと色々と調べていって、何か進展があればまたここに書いていきたいと思ってます。

未来のバーチャルyoutuber、かなちゃんをよろしくね!

お前、本気でバーチャルyoutuberになるつもりなのか

日本の生産性が低いって事を身をもって経験しているよって話

お久しぶりでーす!いえーい!

しばらくサボってたのに随分とテンション高いな

ウジウジしてても何も始まらないからね!いーーえーい!

それで本当は?

会社やめたい辛すぎ助けて・・・

 

ブログを更新しないで しばらく経ちました。

いやもう、毎日「今日は更新しよう」って思ってましたよ。思ってただけだけどね。

ツイッターも二ヶ月ずーっと見てませんでした。というか見られるような状態じゃなかったです。

 

仕事が辛すぎて精神的に参ってました

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僕のお仕事はSEなのですが、今から二ヶ月ほど前に新しいプロジェクトに配属されました。

SEにも関わらず、技術がまるでない僕は主にプロジェクトの進捗管理なんかが主な仕事です。メンバーに仕事を割り振ったり作業状況を確認したりするんです。

めっちゃ楽そうな仕事に思うかもしれないですが、例えばお客さんからむちゃくちゃなスケジュールでも作業しろって言われたら「はい」か「yes」で作業しないといけないので、その膨大な作業をメンバーに割り振り、その膨大な作業の一つ一つが問題なく終わっていますってお客さんに報告をするための資料を作ったりするので、仕事が永遠に終わらないんです。

分かりやすくラーメン屋さんで例えましょう。

 

〜犬ラッパラーメン〜 

https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/c2/c27533d980dc305027d68f0d96741298_t.jpeg

へいらっしゃい

醤油ラーメン一つ、急いでるから早く出して。5分以内ね

(ええ・・・なにこの客)

〜5分後〜

へいお待ち

4分54秒

はい?

私が注文をしてからラーメンがテーブルに置かれるまでの時間だ

そうですか

そうですかじゃないだろ!麺が茹で上がる時間は?器にスープを注ぐ時間は?チャーシュー切ってから盛り付ける時間は?厨房からここまで運ぶのに要した時間は?

それ重要ですか?時間ちゃんと間に合ってるし、うちのラーメンは一杯一杯命を込めて作ってるので美味しいですよ

よくない!結構ギリギリじゃないか!この次も5分以内に出せる保証はあるのか?注文から客に出すまでの工程を一つ一つ全て時間管理しろ!一つでも遅れたらその理由を報告しろ!もちろん品質も落とすんじゃないぞ!具材全ての産地と生産者の情報を全部教えろ!

あなたになんでそんな権限が?

この店のオーナーだからだ!

はいどうもすいません確認します

 

厨房

バイトくーん、野菜切るのにかかる時間教えてー

いやー知らないっす。麺が茹で上がる時間じゃなくて?

いや、野菜の。あとチャーシュー切る時間と盛り付ける時間と、あとあと・・・

そんなの測ってないから知らないっすよ・・・

だよね・・・じゃあストップウォッチで測るから、いつも通り作ってみてー

(なんだこいつめんどくせえ)

 

バイト2号くーん、具材の生産者の情報知りたいから、ちょっとここに電話して聞いてくれるー?

あ?なんでラーメン屋のバイトが生産者に電話するの?バカなの?

あ、うん。だよね・・・店長の僕がやるべきだよね

じゃあ、バイト終わる時間なんであがりまーす

あ、うん。(バイト君にもうちょっと手伝ってくれなんて言えないもんなあ)

〜数日後〜

・・・という訳で、ご要望通りの時間と生産者の情報はここにある資料の通りです

(昼間は厨房と接客しなきゃだから徹夜で資料作ったから疲れた・・・)

ご苦労。で、塩ラーメンの時はどうなの?

え?

だってこれ醤油ラーメンの情報だろ?塩ラーメンだったらどうなのかって聞いているんだよ

いや、うちは醤油に命かけてますし、そもそも塩ラーメンなんてメニューは・・・

これから作るに決まってるだろ!いますぐラーメン通を唸らせる激ウマ塩ラーメンを開発しろ!もちろん時間と生産者の情報も出せよ!

・・・ちなみに、この情報は何に使うんですか?

いや、これで安心してラーメンが食べられるじゃん

・・・えぇ

 

はい。毎日だいたいこんな感じです。 

 もうね、本当に言いたい。

あほくさ!!!!!!

作業を終わらせる事よりもその過程とかを報告するために時間を使うみたいな?しかも次々と新しい注文が入ってそれも対応するみたいな?

 そんな事に毎日時間使って、休日も出勤して徹夜して、月残業が100時間軽く超えるような生活をここ最近してたわけです。

 

世の中本当に無意味で非生産的な仕事が多いよね

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ここで本題なのですが、日本の生産性は先進国で最下位なんですよね。
僕の勝手な想像ですが、その問題の根底には「安心を買う」っていうのがあると思うんです。

革新的な商品やサービスはアイディアによって生まれるけど、品質は人がどれだけ手間をかけるかにかかっています。

日本はその「品質」に力を入れるから、非生産的な仕事ばかりしているんじゃないかなって思う今日この頃。

もちろん品質は大事だし、日本の自動車や家電なんかは良い品質だからこそ、世界でも通用してきたんだと思います。

しかし時代はIT。人間よりも正確で、一瞬で仕事を終えてしまうコンピューターがある時代でも、人間の手による「品質」を重視するのは果たして良い商品やサービスを生む事に繋がるのでしょうか・・・。

なるほど、これが老害ってやつか

 

そんなわけで

まあ、ただの愚痴です。 

 会社辞めたい。ニートになろうかな。満員電車に毎日揺られて時間に追われる無意味な仕事して、寝るためだけに家に帰ってるような生活しているなんて本当に馬鹿らしいからね。

 昔は都会に憧れたものですが、最近は田舎でのんびり暮らすのも悪くないなあって思い始めてます。

いっそのこと、本当にラーメン屋始めようかな

それじゃあまずは醤油ラーメンを作るのにかかる時間と、具材の生産地の情報をだな・・・

もうやめて

 

うちのりんこが雑貨屋さんをはじめました。

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あ、どうもです。新しい事はじめてみました

 

はてなでブログを始めて数ヶ月が経ちました。

なーんにも進歩してないよな?

う・・・

最近、全然記事書いてないよね

うう・・・

読者数もPVもずーっと横ばいだよね

あっばばばばば・・・・・・

毎日のように更新しようと思ってたのですが、気づいたら更新しない事が多くなっていました。

当然、記事数も増えないのでPVもつきません。

ここ最近は、毎日だいたい180〜250PV程度で、検索から気まぐれに来る人が大半でした。

 

ブログってなんのために始めたんだっけ?

最近、よくこんな事を考えるようになりました。

お金のため?交流のため? 好き勝手に自己満足な文章を書き綴るため?

文章を書くのは嫌いじゃありません。

以前に10万字以上のラノベを書いて投稿した事がある程度には好きです(二次選考落ち)

 

ただ、ブログで多くの人に見てもらうためには、好き勝手に文章を書いてるだけじゃだめなんだなって事に気付きました。

というか、そのためにキャラクターコンセプトブログと銘打って、こういう会話形式のブログを始めたんですよね。

まあ、全然活用できてないよな

 

そうなんです。

せっかくのこの子達も全然使いこなせていません。

読者を意識した文章を書くと、この会話形式が時にノイズとなってしまう事にも気付きました。

それは僕自身が未熟故になんですけど、とにかくもっとたくさんの人に読んでもらうならば今のままじゃだめだなーと。

 

そこで、僕はついに「もうブログは自分の好き勝手に書けばいいじゃん」と割り切る事にしたのです。

・・・が、途端に更新頻度は落ちました。

好き勝手に書くならば、気まぐれに更新すればいいよね

なんて感じでいたら、全然書かなくなってしまったんですよね。

さすがにこのままではヤバい、そう思いました。

この『イヌラッパグミ』のゆるーい感じでやっていたらいつのまにかフェードアウトしていきそうです。

で、よーく考えました。

 

やっぱり真剣にブログをやる以上、自分の好きな事を書きつつも、アクセス数や収益にもこだわりたいと思ったんですよね。

でも、今の形でやっていたらこの先行き詰まるのはなんとなく見えていました。

そこで、一つの決断をしたのです。 

 

新しいブログ、始めました。

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http://rinrinzakka.com/

はい、いきなり露骨な宣伝となってしまいますが、思い切って特化ブログってやつを始めてみました。

今作のヒロイン・・・じゃなくて、当サイトの看板娘となってもらうのは彼女です。

雑貨屋さん、始めちゃいました♪

コンセプトは「ちょっと変わったオシャレな雑貨屋さん」です。

もともと雑貨屋で働くほど雑貨が好きだったので、その経験なんかも活かせたらなーと思っていたところだったので、テーマを見つける事自体はそんなに難しくありませんでした。

これから実際にいろんな商品を買ってレビューしたり、雑貨屋でのエピソードも交えながら運営していけたらと思うので、興味があったら見てやってください。

わりと真面目に書いてます。

もちろん、『イヌラッパグミ』も続けて行くよー

 

りんちゃんばかりずるーい!

かなも自分のサイトほしー!!

キミ達も、ゆくゆくは・・・ね

 

 

スッパラムネをスナックディスペンサーに入れてみた

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好きなお菓子はいつでも手元に置いていきたい!

・・・

な、なんかお前、機嫌悪くないか・・・?

・・・気のせい

ええ・・・

気分転換をするには、お菓子を食べるのが一番だ。

というわけで、彼女の好物であるスッパラムネを与える事にした。

名前の通り、口に入れるとかなーり酸っぱい。

だが、後からくるレモン、ぶどう、青リンゴ、いちごの四種類の味がとても爽やかで、いくらでも食べられてしまう。

これ僕も大好きです

お前には聞いてない

あ、ハイ

だが、ただ普通にあげるのでは面白くない。

そこで、こんなものを用意してみた。

さっそく購入したぞ!

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ヴィレッジバンガードで購入。 

 今回、色はシルバーを選択。

 もちろん、中に入れるスッパラムネも用意したぞ。

 

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 箱を開けて見るとこんな感じ。

シルバーだから表面が鏡みたいに反射して歪んだ撮影者の滑稽な姿が・・・

応急処置で塗りつぶしました

 

スッパラムネを入れてみよう!

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 あとはこいつにスッパラムネを入れるだけだ!

なんか、大きさのわりにラムネの量が少ないんじゃない?

いや、入れすぎると今度は消費しきれなくなってしまうからな

確かに。食べられる量だけ入れて、使い切ってから足していくほうがいいね。食べ物なんだし

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使い方はとっても簡単! 

このように蓋をとって・・・。

 

ジャラジャラ〜と入れるだけ!

大量にお菓子を注ぐのは気持ち良い。

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ラムネの淡い色がとても綺麗なので、これは部屋に飾っても良いかもしれない。

これで家にいるときはいつでも好きな時にこのスナックディスペンサーのレバーを引けばスッパラムネが食べられるようになったぞ!

なんか、当初の目的変わってない?

 

さっそく取り出してみよう 

 

 レバーを引くとラムネが・・・。

 と、思ったら口のところでちょっと引っかかる。

 

めっちゃ詰まってるじゃん!

うぐぐ〜そんなバカな〜

そう。スナックディスペンサーには適したお菓子が限られている。

口の部分が小さいため、大きめのお菓子だとこのように詰まってしまう。 

どうやら製品の仕様上、ゼリービーンズくらいの大きさのお菓子が一番適しているようだ。

一個一個取り出すよりも、ジャラジャラ〜と食べる量だけ取り出すのが良いみたいだな

ちなみに、スナックディスペンサーとバブルガムがセット売っているタイプもある。

 そんなわけで

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好きなお菓子ならいつでも手が届く場所に置いておきたい。

普通に常備するのも良いが、こんな感じで遊び心を持ってやるとなんだかもっと楽しくなると思うぞ!

今回はちょっと詰まってしまったが、でもこう言うのは雰囲気が大事だ!

そう、雰囲気!見た目が良ければ、ちょっと取り出すのに手間取っても気にならない・・・はずだ!

 

・・・

で、お前はいつまでそんな顔してるんだ?

・・・虫歯が・・・痛いの

怒ってたんじゃないのかよ!

 

最適解を知ってしまった瞬間、ゲームはつまらなくなる?

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ネットの情報はなるべく使いたくない!けれども気になる!

さあ、久しぶりにゲームをするわよ!

お、3DSのゲームをやるとは珍しいな。いつもはスマホアプリなのに

うーん、やりたいゲームはあるんだけどね。ずーっと待ちわびてるけどなかなかリリースされなくて

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まどマギ』のやつか。もう少しでリリースっぽいけどな

ま、たまにはこういう3DSのゲームもいいじゃない。今日やるゲームはこれよ!

どうぶつたちが暮らす村の村長になって、村人と交流したり、村を発展させたり、家に家具を置いたりするゲームね!

まあ、定番のゲームだな

さっそくスタートよ!

http://static.jp.wazap.com/images/db/599385.jpg

あ、最初のタクシー乗って質問されるところ、ここでプレイヤーの顔が決まるからな。攻略サイトに質問とその結果で出来る顔チャートあるから、参考にした方がいいぞ

・・・

最初は特産品のくだものを売って金を稼ぐんだ。3DS本体の時間を進めたり戻したりすればまた実がなるからな。どうぶつとの交流は最初のチュートリアル以外、ぶっちゃけ時間の無駄だ

・・・

島に行けるようになったら、木は全部切り倒して、横並びに植え直すんだ。本数は少なめにな。高値で売れる昆虫が他の木に分散しなくなるから効率がいいぞ

・・・

ん? どうした?

もうさっきから何よ! 時間の無駄とか、効率とか!

ゲームをするんだから、効率重視にするのは当たり前だろ。攻略サイトもあるんだし、ここを見れば誰でも出来るんだぞ?

あたしはどうぶつさん達と楽しく交流したり、好きな家具を置いたりして遊びたいの!そういうお金稼ぎの効率とかはいいの!!

そうか。お前がのほほんと試行錯誤しているうちに、私は家の借金をあっという間に返して、好きな家具も手に入れ放題で、村もすぐに発展してるぞ

う・・・

ゲームをじっくり遊ぶのもいい。けれども、効率的に遊んだ方がもっと楽しめるじゃないか

・・・わかった。じゃあそうする

 

数時間後・・・

やったな!家の改築もどんどん進んで村の環境もかなりよくなったぞ!

なんか、楽しくない・・・これじゃ作業だわ

 

ゲームって何が楽しかったんだっけ? 

「ゲーム」と言っても、ジャンルも様々で、楽しみ方も人それぞれだ。

格ゲーなら誰よりも強くなりたいって思うだろうし、RPGならストーリーだったり、プレイヤーキャラを育てて強くなっていくのが楽しいって思ったりすることだろう。

 

「あれ?この技超つええええ!! もしかして裏技見つけちゃったかもしれん!! 友達に教えて自慢しよう!!」 

「おお、ここのマップにいる敵を倒すとこんなレアアイテムが手に入るのか! すげー発見したぞ!!」

 

例えば、ゲームをやっていれば一度はこういう「裏技を見つけてしまったかもしれない!」みたいな経験をした事がある人は多い事だろう。

けれども、インターネットにいつでもアクセス出来るようになった今はどうだろうか。

自分が裏技だと思って見つけた事が、当たり前のように攻略サイトに書いてあるし、それどころか、自分のやり方以上にもっと良い方法があったりもする。

しかも、ネットで検索するだけなので、お金はかからない。つまり、誰でも瞬時にその情報を手にいれる事ができる。

「攻略サイトを見れば、誰でも最適解がすぐわかる」

今はそういう時代なのだ。

 

でも、昔から攻略本がとか売ってるんだから、それがネットになっただけじゃん

昔の攻略本は、今ほど精度は高くない。

間違いがたくさんあったり、重要な情報は敢えて抜いてたりしたため(おそらく、公式からの圧力)「不完全」なものが多かった。

おまけに攻略本はゲーム発売から時間が経ってから発売される事も多く、どちらかといえばゲームの攻略目当てで買うよりも、編集者が書いたコラムの方が面白かったりして、好きなゲームの「ファンアイテム」という要素が強かった気がする。

攻略本=ファンアイテム

ネットの攻略サイト=ゲームの攻略のためだけに見る

こんな違いがあると思う。

「好きなゲームだから、攻略本を買う」のと、「より効率的な立ち回りをするために攻略サイトを見る」のでは、全く意味合いが違ってくる。

 

だったら、最初からそんなもの見なければいいじゃない

自分の力で全部クリアするんだ! 他の攻略サイトには頼らない!

そう思ったとしよう。だが・・・。

例えば、迷路のようなダンジョンのマップを散策しているとしよう。

あちこち行き止まりに捕まり、そのたびに引き返して、モンスターと余計にエンカウントして、多くの時間がかかってしまったとする。

その時ふと、こう思ってしまうのだ。

「もし攻略サイトのマップ情報を見れば、行き止まりにつかまる事なく、かつレアアイテムの場所も見落とさずに進めるんじゃないか」と。

他の人はそれでレアアイテムも手に入れて、ゲームも早く進めているのに、自分はまだ序盤のダンジョンに取り残され、レアアイテムも手にいれる事なく進める様子を想像すると、なんだか滑稽に思えてくる。

「だったら、最初から攻略サイトをみて進めた方がいいな」

そう思ってしまうのだ。まさにゲームのジレンマ。

ゲームを本気で楽しめない人の理由はここにある、というのが私の自論だ。

 

ライトゲーマーは別に「ゲームが楽しい」わけではない。

「出来て当たり前」って、なんだかちっともワクワクしないし、作業ね

ゲームが楽しいってよりも、作業が好きって人も多いからな。日本人は特にその傾向が強い

確かに、反対に海外だと「ゲーム」といえばFPSのようなプレイヤー自身のスキルが重視されるものが多いわね。日本じゃ逆にあまり流行ってないし

その通り。だから今は「ガチゲーマー」と「ライトゲーマー」で好むゲームジャンルが違うわけだ。

ゲームを本気で楽しむ人=ガチゲーマー(FPSなんかを好む)
ゲームは暇つぶし程度で良い=ライトゲーマー(スマホゲームとかで十分)

こんな風に今ははっきりと分かれてしまっているわけだな

これだとあたしはライトゲーマー?

補足しておくと、スマホゲームはガチャという運要素があるから「面白い」と感じるユーザーが多いんだ。つまり、ゲーム自体に魅力を感じていない人も多い

ガチャ要素のないスマホゲームがあんまり売れないのはやっぱり「最適解」だけのゲームになってしまうからなのかしら

 

でも、ライトゲーマーとガチゲーマーが楽しめるゲームだってある 

https://www.nintendo.co.jp/switch/aab6a/assets/images/top_visual.png

ガチゲーマーが好むような、プレイヤーのスキルが重視されつつも、運の要素や、親しみやすいキャラクターを出して「実力」と「運」のバランスが取れているゲームがあれば最強だと思わないか?

そんなゲームがあればきっと売れるでしょうね・・・あ

スプラトゥーンが人気なのは、そういう事なんだな

考えてみれば任天堂のゲームって「スマブラ」や「マリオカート」みたいに対人戦だけど運の要素もあるゲーム結構あるわね

だからこそ、売れるんだろうな。ちゃんとそういう工夫もしているのが任天堂の凄いところだ

 

つまり、何が言いたかったの? 

われわれ現代人はネットの攻略サイトによって、多くの人が「ゲームが楽しくない」と感じるようになってしまった。(当社比)

それでもゲームが好きな人は攻略サイトに頼らない実力主義の「FPS」のようなゲームを好む。

 でも、そうした溝を埋めるような『スプラトゥーン』のようなゲームも登場している。

つまり、任天堂凄い。

いつから任天堂信者になったの?

昔からだぞ!ちなみにスイッチはまだ買ってない!

・・・

 

 

知ってる?電話の『音声案内』する中の人

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電話オペレーターとかに繋がる前に流れるアナウンスする人の正体とは? 

ある日のこと・・・。

『申し訳ございません。現在、電話が大変混み合っております・・・』

うがー!! また繋がらないのかよこのクソサイトはー!!

どうしたの? なんかすごく怒ってるけど

とある通販サイトで先着販売してるゲーム機買おうとしたんだけど、全然繋がらないんだよ

あー・・・switchかあ・・・。発売からだいぶ経つのにずーっと品薄だよねこれ

さっきからずーっと『電話が混み合っております』ばっかで、ほんとに腹立つ

そんなこと言わないでくれよー。のぞみちゃんは悪くないんだからさー

は?のぞみちゃん?頭大丈夫か?

ま、のぞみちゃんだったのか分からないけどさ、自動音声流れたでしょ?あれのことだよ

あれか。機械音声だったのか。全然気づかなかったわ

あ、もしかしたら人間かもしれないね

どっちだよ!

まあ素人には多分、機械なのか人間なのか聞き分けるのは難しいと思うよ。それくらい機械音声も進化してるしね

というか、なんでそんな事いちいち言うんだよ

それはですね、実は僕がコールセンターとかの『音声ガイダンス』なんかを作っていたりした時期があるからなんだ!

・・・はあ

 

音声ガイダンスを作るお仕事ってどんなこと?

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皆さんもお問い合わせで電話したお店から、オペレーターや従業員に繋がる前に『オペレーターにお繋ぎします』とか、『ただいま電話が大変混み合っております』とか、『音声ガイダンスに従ってボタンを押して云々〜』のような音声を聞いた事があると思います。

そういう電話の音声案内する人がどんな人なのかって考えた事があるでしょうか? 

ちょっとマニアックですよね。

でも、そういうお仕事も世の中にはあるんですよ。

電話のお問い合わせは、企業にとってはお客さんとの窓口になるとても重要なサービスなのです。

だから、失礼のないように対応するためにはどうしたらいいかを考えないといけないわけですね。

音声案内も、そのために必要なサービスなんだ

 僕は入社一年目の年に、こうした電話案内や、コールセンターのシステム構築なんかに携わっていたりしました。

要するに、企業の電話窓口なんかを設置するお仕事です。

そこでお客さんが電話をかけてきた時の対応をオペレーターが直接やるのか、自動音声案内で済ませるのか、といったシステムを作るわけなんですけど、「音声案内を女性の声で作成してくれ」って言われたら、僕の出番です!

具体的にどんな事をしていくのか、説明していきますね。

 

お客さんから音声案内用の文言をもらう

http://free-illustrations-ls01.gatag.net/images/lgi01a201409131200.jpg

まず、どんな文言にしたいのかをお客さん(ここではお問い合わせ窓口を作りたい企業の事)に聞きます。

例えば、こういうやつです。

A「こちらはイヌラッパ食品です。大変申し訳ございませんが、ただいまの時間は、営業時間外となっております」

B「こちらはイヌラッパ食品です。オペレーターにお繋ぎしますので、もうしばらくお待ちください」

C「こちらはイヌラッパ食品です。店舗リニューアルのため、◯月◯日から、◯月◯日まで営業をお休みしております」

お客さんからこういう文言をもらうわけですね。

もちろん、文言の内容に制限はありません。

 「fu◯k」でもなんでも、言われれば作ります。

 ここで実際にあったお客さんからのオモシロ文言集〜!

 ・・・とかできればよかったのですが、さすがにありませんでした。

 やはり商品の注文や問い合わせに関する部分なので、ここでふざけるお客さんはいないみたいです。

 どのお客さんも、テンプレートみたいな文言ばかりでした。うーん、つまらない!

 

実際に録音しよう!

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文言を送ってもらったら、実際にその文言で音声を録音します。 

この時に一応、機械音声にするか、人の声にするのかお客さんに聞きます。

ちなみに機械音声ってどんなものだよって思うかもしれませんが、こういう製品があるんです。

AITalk® 声の職人 評価版ダウンロード | 株式会社AI(エーアイ)

こういうところで音声のライセンスを買って使うわけですね。

実際にサイトを見てもらえばわかると思うのですが、声の種類は多種多様で、ちゃんと感情表現もしてくれるんです。

これにテキストを流し込むだけで音声が作れます。

もし、ちょっとイントネーションに違和感があれば、調整をする事もできます。

ちなみに、上のは法人向けって感じで、個人で使う人だとVOICEROIDが人気だよね

お、これニコニコとかでゲーム実況する人なんかがよく使ってるやつだな!

 使い方はだいたい一緒です。

こっちは萌え系の可愛らしい声に特化したやつですね。

フリーソフトだと、「ゆっくり」の愛称で有名な 『SofTalk』なんかもあります。

これも有名ですね。

www.gigafree.net

使ってみればわかるんですけど、こういうソフト、テキストを入れるだけなので本当に簡単なんです。

これで機械音声の録音作業(データを流すだけ)は完了です。

 

さて、これが音声案内の声が機械でもいいよって言ってくれたお客さんの場合です。

お客さんには「機械音声ですと、文言の変更があった場合に柔軟に対応可能で〜」みたいなセールストークを言うんですけど、ぶっちゃると、機械音声だと作業者が楽できます。

だって、テキスト読み込ませるだけで音声データが作れますからね。 

 あと、全部一人で出来ます。

 

しかし、お客さんに声の希望を取るとほとんどの人が機械音声よりも人を選びます。

やっぱり「人の暖かみがあった方が〜」とか思うんですかね。

まあ、うちも商売なので、ここで言っている「女性スタッフ」を音声案内の専属スタッフのような感じで紹介するせいもあるしょう。

「プロがいるんなら、是非頼みたい」ってなる気持ちもわかります。

 

専属「女性スタッフ」の正体とは・・・?

実は、この「女性スタッフ」、ごく普通の女性社員です。

普段は事務の仕事をしています。

特別声が良いとか、そういうのはありません。

音声案内の声に選ばれる基準は、本当にクソみたいなもので、頼みやすい人かどうか、みたいな感じです。

別に普段暇なわけでもないし、むしろ忙しい中で頼みに行かないといけないので、当時入社一年目の僕は申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

ちなみに頼みやすい人に頼みに行くようになったのは、先輩社員からのアドバイスでした。

それは、もし頼む人を間違えると大変な事になってしまうからなんだと後から気づいたのです。(こぼれ話に続く)

 

録音は、静かな会議室でおこないます。

マイクとか、専用の録音機材を使うのかと思いきや、実は普通の電話機で録音しています。

電話に直接録音するんじゃ留守番電話サービスとあんまり変わらないじゃん

まあ、理由はいろいろあるんですが、どんなに高音質で録音したところで電話機越しなら無意味だからです。

そもそも、電話の音声は決まった周波数しか音が出ない仕様なので、電話のマイクも高音質なマイクも、結局受話器から聞こえる声は同じなのです。

その代わり、出来るだけ聞き取りやすいようにはっきり発音するとか、あまりイントネーションを強調しないようにするとか、声に関してはたまに注文を出す時はありました。

あー、そのための「頼みやすい人」か。

いや、それでも本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだからね?

録音した音声はそのまま電話交換機上に保存され、あとはそのお客さんのお問い合わせ窓口に電話をかけたら自動で音声が流れるように設定してあげれば良いのです。

 

というわけで

ちょっとマニアックな内容だったかな?

あんまりこういう部分を気にする人っていなそうだけどな

電話の音声案内の声ってこういう風に録音してたんだよっていう、まあ音楽に通じる部分もあるんじゃないかと思って

全然ないわ

ま、とにかく音声の録音って実は全然大した事してないんだよっていう話でした

 

ちょっとしたこぼれ話:音声録音の最大の恐怖

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それはまだ会社が小さかった頃、女性社員も少なかったため、音声録音は毎回同じ人が担当していました。

そしてその人は出世をしていき、管理職に就き、今では会社の部長となりました。

もちろん仕事の出来る人で、とてもサバサバしており、男性社員からも恐れられています。

・・・さて、そんな方でも、昔は音声の録音もしておりました。

もし、昔からのお客さんで「新しい音声ガイダンスを追加したい」と頼まれた時は、この部長に録音のお願いをしなくてはなりません。

いやー、入社一年目の下っ端である僕が、部長に「こういう感じで読み上げてください」みたいな指示を出すのは本当に緊張しました。

部長の貴重な時間を割いて録音のお願いをするのは本当に勇気が必要で誰もやりたがらなかったし、会議室ではその部長と二人きりで気まずいし、こちらもミスして時間が余計にかからないよう、細心の注意を払って録音準備をしたものでした。

まあとにかく、録音する作業も大変だったんです。それだけです。

 

 

あー!!というかこんな話聞いてたらswitchの電話予約終わっちゃったじゃないかー!!

ど、どんまい・・・

 

漫画やアニメで『物語』を描く時代は終わってしまったのか

 

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漫画もアニメも、同じジャンルばかり人気になるのが私、気になります!

 

いやあ、今期のアニメも面白いですなあ〜ヒロイン可愛いし、主人公はチートだし

・・・って、あれ? なんかどれも設定似てるなあ

というか、最近は当たり前のように死んだら異世界に転生してるし

他はソシャゲアニメに、日常萌え四コマ原作・・・うーん・・・なんだかなあ

どうしたんだ? 悩み事のなさそうなお前が難しい顔して

いやー、なんか最近のアニメってさ、ジャンルに多様性がないなあって思って

ほう、多様性とな。例えば?

どのアニメもワンパターンなんだよね。「異世界に転生しましたー」とか、「可愛い女の子が面白い事喋ってるだけー」とか。こう、ストーリーが面白いっていうよりもキャラありき、みたいな?

物語を引き立てるのは魅力あるキャラなんだから、そんなの当たり前だろ

そうなんだけどさ、小説を読んでる時のような「次の展開が気になる!」とかじゃなくて、「次はあのキャラの活躍が観たい!」って感じで、トーリーが面白いわけじゃないんだよね

なるほどな! 言いたいことはなんとなくわかったぞ!

 

 最近は同じジャンルがヒットする傾向あり?

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当たり前の事だが、「人気の出る作品」とは、視聴者のニーズを満たしている作品の事だ。

それらのニーズは絶えず変化していき、作品の流行り廃りが生まれる。

最近の傾向だと、主人公は何故か不運の死を遂げて異世界でチートしまくりの「異世界転生系」、おじさんや可愛い女の子がただ美味しいご飯を食べるだけの「グルメ系」、学校や、突然閉鎖的な空間に集められた人達と不条理なゲームや殺し合いをさせられる「デスゲーム系」なんかが挙げられる。

 

うわー、確かに本屋の漫画コーナー行くとこういうやつばっかりだよねー

まあ、実際面白いから売れているんだけどな

 

流行りの作品ばかりで何が悪い? 面白ければいいじゃないか

流行りに乗っかって同じような作品が派生するのはよくある事だ。 

社会現象級の作品が生まれれば、昔から90年代なら「エヴァっぽいもの」だったり、00年代なら「ハルヒっぽいもの」が量産されたのだから。

た、確かに同じような作品なんていくらでも出てくるし、今はたまたまそういう作品が多くなっているだけなのか

ところがそうでもない。上で挙げた「流行りのジャンル」にはある共通点があるんだが、それがちょっと問題かもしれん

(あれ・・・あたしが疑問に思っていた事だったのに、いつの間にかめぐちゃんに問題定義されてる)

これらの作品に共通することをズバリ言うぞ。それは「キャラと世界観以外は全部同じ展開になる」ということだ。わかりやすく例えると、店の外装と内装は変えるけど、出される料理はチェーン店と同じだったと想像してもらえばいいと思う

えー、肝心の料理がチェーン店の味って、食べたらがっかりするでしょう

でも、下手に冒険するよりはチェーン店の味の方が美味しいことだってあるぞ。それが安心するって事で選ぶ人もいるんだ

腹の中に入っちゃえば一緒みたいな感じなんだね・・・それでいいのかなあ

 

娯楽情報さえも溢れすぎた現代に、人々は疲弊している? 

「不朽の名作」と呼ばれる作品がある。

発売から数十年経つのに今尚売れ続ける作品の事だ。

こうした作品は今後も増え続けるだろう。そして、こういう漫画やアニメの娯楽作品はいつまでも残り続ける。つまり、これからも増え続けるのだ。

娯楽を享受する我々は、この膨大な作品の中から「自分にとっての面白い作品」を見つけなくてはならない。

 

さて、ここからが本題だ

 

これだけ膨大な娯楽作品が溢れていて、一つ一つを全部しっかりと見ていられる余裕が、現代人にはあるだろうか。 

ゲームに漫画、アニメ、SNS、そして学校や会社の日常、我々はあまりにも多くのことをこなそうとしている。

時間が有限だ。その中でこれだけたくさんの娯楽に、一体どれだけの時間を割くことができるだろうか。

いや、そりゃあ見たい漫画もアニメもたくさんありすぎて時間ないんだけどさ、それが「同じ作品ばかりが増えている事」と何が関係あるのさ

時間がない、お前はそう言ったな?

あ、うん

でも時間がないときでも漫画やアニメは観るだろ? どんな作品から観ると思う?

うーん、とりあえず設定が難しそうなSFみたいな作品は後回しにするよね。で、日常萌え四コマとか簡単に観れるやつから観ていくかな

四コマばかりじゃ飽きるだろ。たまにはファンタジー作品も読みたくならないか?

そうだねー。可愛い女の子が出てくるんならそれもいいな。

面白いファンタジー作品が見つかったら、もっと他のファンタジーも読んでみたくなるよな?

そうだけど、こういうのはその世界の用語とかいっぱい出てくるからたくさん読んでたら覚えられないよ

大丈夫だ。主人公は現代からやってきたチート持ち(強くなるまでのプロセス省略)で魔法とかモンスターはドラクエのようなゲームみたいなシステム(設定説明の省略)だ。ヒロインはそんな最強の主人公にすぐ惚れて(恋心を抱く動機付けの省略)しかも可愛いんだぞ

・・・あれ、なんかあたしでもこのジャンルの漫画ならスラスラ読めそう

シリアスな作品がいいなら、『デスゲーム』もいいぞ。知的な頭脳戦(相手を騙すだけ)で意外な急展開(ゲームルールが不条理なだけ)で、イケメンと可愛いヒロイン(吊り橋効果で恋愛描写の動機付け省略)が生き残りをかけて戦うんだ

それもいいな

たくさんキャラが出てきて名前が覚えられないなら、赤ずきんや、シンデレラやアリスとか知ってるキャラが登場する作品もオススメだぞ

え、赤ずきんやアリスがデスゲーム? 気になるかも

頭空っぽにして読む漫画ならグルメ漫画もいいぞ。なんなら、知ってる漫画キャラのスピンオフ作品なら名前も設定も覚える必要ないしな!

うわー、もう、現代人に至れり尽くせりの内容なんだね!

 

 これで諸君にも、何故こういう作品が流行っているのか分かってもらえたのではないだろうか。

 そう。こうした作品の本質は「誰でもすんなりとストーリーに入っていける事」なのだ。

忙しい現代人は、一つの作品を塾考し、理解を深める前に他の作品に移ってしまう。だから、そういう人でも深く考えずにストーリーに入っていきやすい、分かりやすい作品こそが、今のニーズというわけなのだ。

あたしが「キャラありき」でストーリーがないって感じたのはこういう事だったんだね

もちろん同じような作品ばかりでも、本当に面白い作品もあるし、一概にこういうものばかりが悪いって話でもない。

 オリジナルの設定を作るより、既存の作品から設定を借りた分、より複雑な設定を錬れる事だってある。

 ハリウッド映画でもアベンジャーズのように個々のヒーロー達を一つの作品に出すことによって、ヒーローと悪の対峙する世界をより複雑に描いている。

 しかも複数の作品が一つの作品で共演する事で、ファンの人も別のヒーローに興味を持つ事だってある。

 

「他作品から借りた設定」で作る作品にオリジナリティはない? 

別にそんな事はないと思う。

たとえ、主人公や仲間がグリム童話のキャラクターでも、戦国武将でも、歴史的英雄や神話の神様でも、いくら材料を揃えたところで、上手く料理出来ないことには面白くならないのだから。

あれ、でもさっきは「最近の作品は味はチェーン店」だって言わなかったっけ?

その通り。最近は読者・視聴者のニーズに答えるばかりに、既存の材料で調理するばかりか、出される料理の種類まで全部同じにしてしまうんだ

あー、それが「異世界転生」の設定だったりなわけね

当然、あまりにも似たようなものばかり続けばいずれ飽きられると思う。

 そうなればまた別のジャンルがブームを起こすことだろう。

 しかし、人々のライフスタイルが今後さらに急激な変化をしていくとは考えにくいし、もしかしたら今よりもさらにオリジナリティのない作品が生まれるかもしれない。

女の子が可愛いだけで売れるアニメがあるくらいだもんな

そういう作品ばかりが売れてしまうと、本気で面白い作品を作ろうと考えている創作する側の人間の意欲を削ぐことになりそうだよね

そうなった時に、「物語」で楽しませる本当に面白い漫画やアニメ作品が生まれなくなってしまうのではないか、という心配をしてしまうのだ

 

そんなわけで

最近の漫画やアニメは同じような設定ばかり!と嘆いている人をよく見かけるので、こんな記事を書いてみた。

確かに私もそう感じる部分もあるし、仕方がないと思う部分もある。

まあ、とはいえ・・・。

自分が本当に面白いって思う作品は最後まで原作を買ったり、円盤を買うなりして応援していきたいものだな!

 という事で、今年一番のお気に入りのアニメをこそっと貼っておくことにする。

 

 

物語が〜とか言っておきながら結局女の子が可愛い日常系アニメじゃん

やっぱり女の子の可愛さには勝てなかったよ・・・