【けものフレンズ】本家以上のクオリティ!?MMDでサーバルちゃんを動かそう!(操作編)
MMDでサーバルちゃんを動かそう!
さて、前回はMMDとモデルを導入するところまで進めたと思う。
まだという人はこちらの導入編から見る事をオススメする。
それじゃあ、いよいよMMDでサーバルちゃんを動かしていくわよ
待ってましたー!
サーバルちゃんをMMDで呼び出そう!
MMDを起動後、左から2番目の赤画面の[モデル操作]から[読 込]を選択する。
ファイルを選択する画面になるので、[MMDファイル名]→[UserFile]→[Model]→[サーバルちゃんver1.xx]を選択する。
その中にある「サーバルちゃんver1.xx.pmx」を選択して開くと……
さあ、いよいよサーバルちゃんを召喚よ!
うおおおおサーバルちゃん!
本当にサーバルちゃんだ!
サーバルちゃんを呼び出したのでついに動かすぞ。
・・・と、言いたいところだが、まずはカメラ操作を覚えよう。
カメラを操作しよう
モデルやカメラの操作は、基本的にはマウスを使っておこなう。
まず、ホイールの前後で近づいたり、遠ざかったり出来る。
左右と上下の移動はホイールクリック、左右と上下の回転は右クリックしながらマウスを動かす。
このあたりは実際に操作して慣れていこう。
上下左右、カメラは自由自在に動かせる。
カメラアングルを固定する場合は[モデル操作]を[カメラ・照明・アクセサリ]にして「登録」を押下するか、Enterキーを打つ。
カメラ操作は基本中の基本テクだ。
映像作品を作るならカメラを動かしたり、アングルを変えたりするし、モデルを動かす時にも角度を変えないと動かせない関節が出てくるので、是非マスターしたい。
ねえ、もしかしてこれって、スカートの中も覗けるって事じゃ・・・?
もちろん出来るわよ
なるほどカメラ操作はすぐに覚えられるな!
うっひょおおおお
さあ、興味が湧いた紳士諸君は早速こちらの記事から読みなして今すぐMMDを導入しよう!
サーバルちゃんでポーズをとろう!
カメラ操作を覚えたら、今度はサーバルちゃん自身を動かして見る。
まず、キーボードの[c]キーを押してみよう。
するとこのようにサーバルちゃんの体に骨組みのようなものが浮かび上がる。
これをボーンと言うわ。プラモデルやフィギュアも、ポーズを取る時に関節を曲げるでしょ?それを操作するためのものよ
ボーンはモデルの関節に付いている「◯」の部分で、これを操作する事で自由自在にモデルにポーズを取らせる事が出来る。
ボーンの操作をするには、動かしたい関節の「◯」を選択し、[x]キーを押す。
すると赤・緑・青の球体のアイコンが表示される。
これがいわゆる立体を表すx・y・z軸で、上下左右、奥行きを色に沿って動かすとボーンもその方向へと動く仕組みになっている。
ボーン操作は、あらゆる方向に360度動かせる
人間じゃありえない曲げ方をしたり、体がめり込んだり貫通したりも出来るけど、そんなサーバルちゃんは見たくないわね
最初は動かし方に戸惑うかもしれないが、ここは慣れるしかない。
とにかく実際に操作して感覚を掴んでいこう。
はいジョジョ立ち
うーん、でも可愛い
表情を変えてみよう
モデルの表情を変えるには、下の緑枠部分の[表情操作]からおこなう。
ここで細かいパーツを選択し、それぞれのバーを動かす事で表情が変化していく。
サーバルちゃんがよだれ垂らしてるー!
きっとお腹空いているんだろうな
目や口、まゆまで細かく変えられるから、とてもリアルな表情も作れるし、”汗”や”><”みたいなアニメ的な表現も出来るわ
背景をつけてみよう
ここからはちょっと応用編だ。
先ほどのジョジョ立ちポーズに、ジャパリパークっぽい背景をつけて、カメラの角度を変えてみた。
なんかそれっぽい!
背景の入手方法の詳細については省略させてもらうが、基本はモデルを入手した時と同じ手順だ。
基本的にはこんな感じでニコニコに上がっているわ
ダウンロードした背景ファイルは以下のフォルダに入れる。
[MMDフォルダ名]→[UserFile]→[BackGround]
ここまで出来ていれば、あとはMMDで背景ファイルを呼び出せる。
[モデル操作]の部分が今のままだと「サーバル」になっているので、これを[カメラ・照明・アクセサリ]に変更する。
[アクセサリ操作]から モデルを読み込んだ時と同じ手順で、[BackGround]の配下にいれた背景ファイルを読み込む。
ここまでの操作で、モデルの呼び出してポーズを取り、背景を出す事が出来るようになるはずだ。
すると、こんな場面を作れる。
コンビニではしゃぐサーバルちゃんとかばんちゃん
ジャパリバスでかばんちゃんを追いかけるサーバルちゃん
ネタに走り出したな・・・
ちなみに記事なので分からないが、 実はこれバスが転倒してサーバルちゃんが吹っ飛び、バスから煙が出るところまでを動画にして作っている。
ポーズをとったり、表情を変えるのはそこまで難しくないが、モーションを一から作るのは難しい。
なので、初心者はまず配布されているモーションを読み込ませる事で好きなキャラを動かしてみる事をオススメする。
ニコニコに上がっているMMDのダンス動画は、配布されているモーションを読み込ませれば誰でも作れるってわけか
もちろん、最初にそのモーションを作った人はいるわけだから、先人は偉大よ
というわけで、次はサーバルちゃんにダンスを踊らせてみよう。
サーバルちゃんを踊らせてみよう
モーション配布の動画は下の通り、たくさんある。
たくさんあるな・・・どの曲にするか迷うぞ
ボカロ曲が多いんだね〜!
ニコニコの文化だからね。それに、有名なアーティストの曲は著作権的にアレだし・・・
どの曲を使えばいいか迷うし決まらない!
という人のために、オススメの配布モーションを一つ紹介してみる。
これはなんと動く背景(動画)、モデル用のモーション、カメラ用のモーションがセットになっていて、誰でも簡単に好きなキャラクターでPVを作る事が出来る。
つまり、上の動画に登場するキャラをそのままサーバルちゃんに置き換えた動画が作れるというわけだ。
うわーすごい!サーバルちゃんがこんなに細かい表情をするなんて!
全部データを読み込ませただけなのに、こんな動画を作れてしまうのか
静止画で切り取っても絵になるわね
実際の動画として上げられないのが残念だが、是非ともこれは諸君にも試して見て欲しい。
このPV作成キットを読み込ませるだけで、後はこのまま書き出せばそれだけで動画になってしまう。
そのクオリティはプロ顔負け。 これが誰でも簡単に作れてしまうのだから、MMDは凄い。
最後に
3Dモデルは難しくて自分じゃ出来ないと思っている人でも、MMDならちょっと操作を覚えるだけでこんなことも出来てしまう。
サーバルちゃんに限らず、好きなキャラクターにダンスモーションを読み込ませるだけで十分にニヤニヤして楽しむ事が出来る。
それから、MMDで配布されているモデルを使用する際は必ず利用規約を読むこと。
特に商業利用に関しては禁止している場合がほとんどだ。
これは二次配布、ゲームのモデリング使用、youtubeで収益化して動画をアップロードする事なども含まれる。
モデル作成者がキャラの版権を持っているわけじゃないからね。お金が絡むと厄介な事になるのよ
オリジナルキャラクターであれば商業利用も可能だが、アクセサリや背景といったものにもちゃんと作者側に著作権があるので、いくら商業利用OKだからと言ってあまりMMDをそういう用途に使うのは望ましくない。
好きなキャラクターを動かすのはとても楽しいし、もっと多くの人にMMDの魅力を知って欲しいと思い、今回はこのような記事を書いた。
みんなが思っているより、MMDの敷居は高くないわ。まずは実際に触って体験してみるといいわよ
サーバルちゃんのパンツを見るためだけでも十分に楽しめるよ〜。
私のMMDモデルはいつ作られるんだろうな
一生ないわよ