イヌラッパグミ~フロンティア~

イヌラッパグミ

「面白い」だけを追求する女の子達の日常

頭のおかしい人が好きそうな頭のおかしい曲(クラシック編)

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人の道をあと一歩で踏み外しそうなみなさんへ

どーも本体です

タイトルからして ヤバそうな感じの記事にはなるべく自分の画像を使うようにしたいと思います。

使われる画像が気の毒ですからね・・・。

 

 というわけで、『頭のおかしいシリーズ』と題しまして、今回は『頭のおかしい曲(クラシック編)』を紹介したいと思います。

クラシックというと、退屈なイメージを持っている人も多いかと思います。

僕は基本的に音楽は広く浅く聴く人なので、バッハのようなバロック時代のクラシックにハマって図書館でCDを借りていた時もあったし、aikoが好きでファンクラブに入ったり、メロデスもよく聴くのでメタラーとしてダウンチューニングのギターをかき鳴らす事だってあるし、好きなアニメのアニソンを踊ったりしたこともあります。

範囲広すぎるだろ!

そんなわけだから、いろんな音楽には、それぞれの良さというものがあるって事はちゃんと知っているつもりです。

だから今回は、あんまり興味を持たれなそうな古典音楽、つまりクラシックの中からみなさんでも興味を持ってもらえるような曲をチョイスしてみました。

それが、「頭のおかしい曲」というわけです。

「これだけは聴いておきたい! オススメの交響曲」なんて書いても、まず聴かないでしょう?

でも、頭がおかしいと聞けば、みなさんもきっと興味を持つと思ったんです。

だってみなさん、そういう頭のおかしい曲はお好きでしょう?

僕は大好きです。

あくまで笑いを取りにいっているわけでもなく、本人は至って真面目にやっているのか、実はネタなのか、そこがわからないからこそ狂気を感じることが出来ると思うんです。

音楽的に「すごい」事なのかもしれないし、ただの変人の発想かもしれません。

普段は私のこと変人扱いするけど、お前の方も大概だと思うぞ

でも、ちゃんとした内容だから! 信じて!

 

というわけで、みなさんが興味を持ってくれそうな曲をご紹介。

 

Leck mir den Arsch fein recht schön sauber

youtu.be

偉大な音楽家、モーツァルトの曲。

1782年作曲、3声用カノン。

日本語タイトルは『おれの尻をなめろ、きれいにきれいにね』 

さすが世界的音楽家、大変お下品な素行が垣間見れますな

 彼の奇人、変人ぷりはとても有名で、とにかく下ネタが大好き。

ふざけてつくったのか、それとも大真面目に作ったのかは今となってはわからないですね。

 まさになんとかと天才とは紙一重なのです。

 

ヴェクサシオン

youtu.be

 エリック・サティ作曲のピアノソロ曲。

曲の意味は「嫌がらせ」。

52拍からなる1分程度の曲を840回繰り返します。

世界一長いピアノ曲であり、実際に演奏するとおよそ18時間以上かかると言われています。

曲のフレーズ自体もなんだか不安にさせるような感じがして、決して気持ちの良い曲とは言えません。

18時間もこんなの聴かされてたら頭おかしくるわ

まさに嫌がらせだね

 

4分33秒 

youtu.be

ジョン・ケージ作曲。

3つの楽章から成り立っている。演奏する楽器は自由。

上の音源を聴いてもらえば分かりますが、ずっと無音です。

楽譜には第一楽章から第三楽章までずっと「休み」となっているので、演奏者はこの曲を演奏中は、ひたすら無音で演奏します。

演奏と言えるのかも怪しいです。

どうでもいいけど、上の音源はハイレゾ対応の超高音質音源みたい

高音質である必要性・・・

 ちなみに、ちょっと調べるとこの曲を無断でカバーして著作権違反で訴えられたとか、メタルアレンジした動画とか、もうわけのわからないものが色々出てくるんですよね。

youtu.be

japanese.engadget.com

もうほんとに意味不明で大好きです。

 

ティンパニとオーケストラのための協奏曲」

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マウリシオ・ラウル・カーゲル作曲。

このティンパニとオーケストラのための協奏曲」では、ティンパニ奏者がティンパニに突っ込むよう指示しています。

楽譜にも記載されており、実際の動画を見ると分かりますが、非常にシュールです。

「ティンパニ 協奏曲」の画像検索結果

 彼は他にも「指揮者が倒れる」などといった指示を出している曲もあったり、なかなか過激です。

何を思ってこんな曲にしたんだか

奏者も表情変えずにパフォーマンスに徹する姿はさすがプロだね

 

熊蜂の飛行

youtu.be

リムスキー=コルサコフ作曲。

いわゆる超絶技巧曲です。 

超絶技巧の代名詞のような曲のため、ピアノを始め、エレキギターでもこの曲を弾いて速さを競う人がいます。

ちなみに、ギターでギネス記録となっているこの曲の速弾きはBPM1600です。

もう最後の方は何やってるのか全く分かりません。

youtu.be

頭おかしいは褒め言葉

 

というわけで

今回は普通の人には考えつかないような「頭のおかしい」曲をクラシックに限定して集めてみました。

どの曲もとんでもないことをしていると思います。

ユーモアなのか、それとも作者の感性なのかわからないような曲もありますが、話のネタなんかに使えると思うので、是非とも聴いてみてください。