イヌラッパグミ~フロンティア~

イヌラッパグミ

「面白い」だけを追求する女の子達の日常

なんだかんだ、能力スポーツモノの漫画やアニメって面白い

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アリかナシか? スポーツ漫画・アニメにおける過剰表現

早速だが、私の個人的な結論を言おう。

断然アリだ!

同じ競技とは思えないほど、本来のルールとはかけ離れていたとしても私はいわゆる『能力スポーツモノ漫画』を断固支持する。

 

 

えー、でもさー、なんか同じスポーツやってる人からするとなんか複雑な気分になるって聞いたよ?こういうやつとか

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まあ確かにこれだけ見たら何やってる漫画なのか分からないよな

 

 それでも面白いんだからいーじゃん!

これに尽きる。

フィクションの世界である以上、物語の中で現実にありえない過剰な表現が使われるのは当たり前のことだし、派手な技であればあるほど、インパクトが出る。

現実のスポーツにおいても、派手なプレーをしている方が見ている側からすれば面白い。

野球で言えばホームラン、サッカーならハットトリック、ゴルフだったらホールインワンと、狙って出来ないようなプレーが試合中に起これば観客も大いに盛り上がる。

だからスポーツは面白いのだ。

まあ私はスポーツは実際にやるのは嫌いだがな

めぐちゃん、体育でバスケやれば突き指するし、サッカーなら捻挫、アメフトのときは複雑骨折したよね

さらっと嘘混ぜ込むな

 

 必殺技を使うオススメの作品二つ

という事で、オススメの作品を紹介しよう。

有名どころなので、ざっくり作品の魅力を伝えていこうと思う。

この2つの作品にはそれぞれ違う魅力がある。

黒子のバスケ

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簡単なあらすじを書こう。

キセキの世代と呼ばれる、10年に1人の天才が5人いた無敗を誇る中学バスケ最強の帝光中学。

このチームには「幻のシックスマン」と呼ばれる、キセキの世代と肩を並べるもう一人のプレイヤーが存在した。

なんやかんやでその彼はその天才5人を倒しにいく。

説明するの雑!

 この作品の最大の魅力は、かつて同じチームでプレイしていた「キセキの世代」という強大な敵を影の薄い主人公が新たなチームメイトと共に倒しに行くという、いわばバトル漫画の王道をスポーツ漫画に取り入れた点だろう。

 しかも、主人公のプレースタイルはパスやカットを主とし、点を取りにいかず、いわば「影」に徹するというもの。

 作品としても、作中の主人公の扱いにしても、非常に地味なのだ。

しかし、だからこそ敵として立ちはだかる「キセキの世代」が魅力的に見えるし、彼らの必殺技が生えるのだ。 

バスケの必殺技とかよく分からないけど、みんなイケメン!カックイイ〜!

実際、この作品の人気を支えたのは腐女子だったぞ

 とはいえ、普通にしっかりとバスケをやっており、作中の必殺技も現実のバスケで再現が可能なものが多く、割と正統派だ。

この「現実でも出来そうで出来ない」というのはちょっと夢があって「もしかしたら自分も練習すれば出来るのでは?」と思わせてくれる。

そういう良い意味で中途半端なリアルさがこの漫画のバスケをとても面白くしている。

キャラ人気ばかりに目が行きがちだが、バスケの描写がしっかりとしているからこそ作中のプレーヤーは皆キャラが立っており、魅力的なのだ。

現実で再現可能といっても、プロの世界で世界で偶然起きるレベルのものだけどな

イナズマイレブン 

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こちらはレベルファイブから発売されたニンテンドーDS用ソフトが原作のイナズマイレブンシリーズ。

テレビアニメ化もされ、当時の小中学生に絶大な人気を誇った。

腐女子人気も凄まじかったがな

黒子のバスケ』とは対照的で、その技も絶対に真似できない。

「超次元サッカー」と銘打っている通り、登場キャラクター達は、平気で人を殺せそうなレベルのシュートを打ってくるし、化身とか召喚するし、対戦相手は宇宙人まで出てくるし、もうサッカーである必要性すら感じないレベルだ。

実際、試合も点を取りに行くというよりも、相手を倒す事がメインになっている。

 だが、立ちはだかる強大な敵を倒すべく、チームメイトと切磋琢磨し、時にはぶつかり合い、障害を越えて新たな必殺技を編み出して勝ち上がって行く展開は、結構熱い。

子供向けアニメだと思って何となく見ていたら、大人の方がハマってしまうような魅力がこの作品にはある。

最初は敵として登場したキャラが、後になって仲間になる展開とか超熱いよね。

 そして炸裂する必殺技は中二病のようなかっこよさがある。

オメガザハンドとか、カオスブレイクとか、スーパーノヴァとか、RPGにありそうな必殺技を使うので、メインターゲットの小中学生男子にはたまらない魅力に感じるはずだ。

 

ありえない必殺技を使うスポーツの魅力って?

例えば、『スラムダンク』のように派手な必殺技を使わずとも純粋に面白いスポーツ漫画もたくさんある。

だが、私のように普段スポーツをやらない人間からすると、その面白さは評判だけ聞いてもあんまり伝わってこない。

ルールだって実はあんまり知らなかったりする。

けれども、ぶっ飛んだワザを使うというのは、分かりやすさがある。

必殺技やキャラの格付けなんかをしてワイワイ盛り上がるのも楽しい。

「あの試合のあの場面でアイツがやったのってアウトじゃね?」「イヤイヤ、セーフでしょ」とか話すより「アイツの必殺技やべー! 絶対こいつよりも強いだろ」「イヤイヤ、コイツは○○が使えるからアイツより上じゃね?」って方が分かりやすくて盛り上がるだろう。

そういう事だ。

キャラの魅力を引き出すには、必殺技があれば分かりやすいというのが、能力スポーツモノ作品最大のメリットだろう。

 

全然スポーツマンシップに則ってないトンデモ必殺技が批判されるワケ

しかし、こういう作品にはよく批判的な意見もある。

いくつか理由があると思うが、まあこんなところだろう。

  1. 元々その作品自体が嫌いな人が、現実ではありえないという理由で批判材料に使えるから
  2. 同じスポーツをやっているが故に、当たり前のようにトンデモ必殺技が使えるスポーツだと誤解されて欲しくないと思っているから
  3. 子供が真似してけがをする危険があるかもしれないから

確かに子供が真似したら危ないよね

実際に真似できないからこそ、子供なら無茶なことをやりかねないからな

 

昔から『キャプテン翼』でドライブシュートを打ってみたり(できないけど)、『巨人の星』を見て消える魔球を投げてみたり(できないけど)するキッズはいたと思うが、場合によっては危険な行動にもなる。

フィクションの世界は別物という厳しい現実はここでも突きつけられるのだ。

「キャプテン翼 ドライブシュート」の画像検索結果「巨人の星 消える魔球」の画像検索結果

 というわけで

必殺技を使うスポーツ漫画の過剰表現について真面目に書いてみたが、いかがだっただろうか。 

何度も言うが、私は断然アリだと思う。

面白ければそれでいい、だってフィクションなんだから。

 

それじゃあ、突然ですが、こないだのめぐちゃんが体育でドッジボールをやった時間に使用していた必殺技を紹介しちゃいます。

 

セルフ・ アンクルブレイク(勝手に転ぶ)

そうです。勝手に転んでるだけです。

走っている途中で、誰もいないし、障害物もないのに足がもつれて転びます。だっさ

 

ファントム・メイト(幽霊部員)

あたかも試合に参加している風を装いますが、実際は何にもしてません。

気づいたらいなくなっています。

 

フィンガー・ブレイク(突き指)

思いがけず飛んできたボールを取ろうとして突き指してました。しょっちゅうな気がするので、きっとわざとやってるんだと思います。

 

めぐみゾーン(動きたくない)

ドッジボールでは外野にいるときに発動します。半径一メートル以内から本人は一切動きません。

ボールが飛んできても一メートル範囲に入ってこなければ取ろうともしません。

 

コールド・アイ(周りからの冷たい視線)

めぐちゃんは不真面目な態度でドッジボールをやるので、クラス委員長に注意されました。

当然、周りの人からも白い目で見られて、何だかちょっと可哀想になってきます。

 

おいやめろ